安倍晋三首相が30日、過去に学校法人「加計学園」の役員であり、報酬を受け取っていたことを、参議院法務委員会で明らかにした。1993年ころから加計学園の役員を務めており、年間14万円の報酬を受けていたとのことだが、これに対し大きく注目が集まっている。

役員報酬をもらうのは悪なのか?

20年以上前の話で、今更こんなことを、ほじくりかえされても安倍氏としても対応に困るだろうが、実際に役員として務めていたのであれば、報酬をもらってもいいのではないだろうか。役員が役員報酬をもらっても何も問題ないのでは。あまりにも大騒ぎする人が多すぎる。ネット上では年間14万円が自分の稼ぎより多いと怒りを露わにする声も見られるが、この方は怒りの矛先を間違えているだろう。

年間14万円という金額が多いのか、少ないのかは個人差があるが、申告をしていたのであれば、何も問題視することはない。安倍氏によると、これによって便宜を図ったことはないとしている。安倍氏を擁護するつもりは一切ないが、確かに20年以上前に14万円を報酬としてもらったことに恩義を感じ、今になって加計学園にお返しをするといったことは考えにくい。ただ昔からの知人というだけで、森友同様にずぶずぶの関係だったとでも叩かれるのだろうか。

しかし、20年以上も前から関係を持っていたということは事実。政治家である以上、また一国を治める首相という立場であれば、このようなことで叩かれても仕方がないのであろうか。こんなことを騒ぐ前にもっとするべき事が多いのではないだろうか。政治に対する意見としては不適切かもしれないが、互いにあら探しをして、日本がよくなっていくとは到底思えない。隣国のミサイル問題や、その他にも問題は山積みだ。それとも、日本の将来を危惧してしまうのは筆者だけだろうか。

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