痴漢冤罪は他人事じゃない！痴漢に仕立て上げられないための対策とは？

痴漢を疑われ、逃れるために線路に転落するなどの事故が相次いでいます。電車での出勤時や帰宅ラッシュの満員電車など、少しでも身動きをとろうものなら痴漢判定されるのではと、ビクビクしながら電車に乗っている人も少なく無いかと思います。

本当に痴漢をしていたのであれば、捕まっても文句はありませんが、していないのにいきなり痴漢扱いをされては、たまったもんじゃないですよね。疑われないための対策法など、ネットやテレビでも連日のように議論が繰り広げられています。

疑われないための対策

痴漢を疑われる前の対策としては、「両手でつり革に捕まる」、「手が周りから見える位置に置く」、「女性の近くにいかない」などが多く挙げられますが、疑われた後にとる行動が問題視されるケースも多く、とくに逃走は危ないと言われています。「逃げるほうが損になる」といった意見もありますが、実際にはどうでしょうか。

痴漢騒ぎに付き合っていたら、出社時間に遅れてしまうこともありますし、大事な取引がある時などは、「痴漢を疑われているので仕事に遅れます」と会社や取引先にも連絡しなければいけません。場合によっては契約が流れてしまうこともあり、仕事にも影響が出るかと思います。

痴漢を疑われることに対して、軽視されているのではないでしょうか。逃げるのではなく、身分を明かし、その場を立ち去るという意見もありますが、痴漢を捕まえるべく正義感を持った人が目の前を立ちふさいだり、駅員によって無理やり駅構内の事務室に連れて行かれるなど、立ち去ることですら不可能に近いと言えます。

ネットでは賛否両論の声

こういった最近の痴漢冤罪の対策がネット上でも話題となっています。「逃げ切れば完全勝利。捕まれば冤罪でも地獄行き」、「疑われたら逃げろって弁護士が言ってた」、「逃げ得だから逃げるってテレビでやってた」、「線路に出て逃げろ」、「逃走ワンチャン」といった、逃げたほうがいいとする声や、「いつから逃げるようになったん？」、「これからの痴漢は逃げない」といった、疑われても逃げないとする声も見られます。

また、「男性専用車両作れよ」、「男女完全別車両早くやれよ」、「監視カメラ付ければいいじゃん」といった、鉄道会社側にして欲しい対策や、「女から手首掴まれて尻に押し付けられたらアウト」、「この女、詐欺の可能性がありまーす！」といったでっちあげの痴漢で示談金をとられるおそれも脅威となっているようです。