昨日25日、明治の人気スナック「カール」が8月を最後に東日本での販売を終了、また西日本でも「うすあじ」と「チーズあじ」だけを残して、他のラインナップは生産終了となることが発表されましたが、早速フリマアプリの『メルカリ』では転売目的の出品が目立っています。

転売自体は悪いことではありませんが、ちょっと時期尚早な気もします。転売ヤーたちの素早さには目を見張るものがありますね。しかし、価格設定がまたもやおかしいことになっています。

相場で1袋300円から400円ほどでしょうか。出品や発送の手間や手数料もありますから、ここまでは普通にアリだと思います。ところが、中には1万円を超えるものもちらほら見られます。また、現段階で入手困難などとあおるのも、どうかしています。転売ヤーの皆様、大丈夫でしょうか。本日、19時の時点では都内の某コンビニエンスストアで普通に売られていましたが、一部の地域では入手困難な場所もあるのでしょう。

また、現段階では生産終了していないのに商品の説明に「生産終了」と記載してあおるのは、もはやアウトでは?生産終了の詳細を「8月生産分で販売終了」と、しっかり記載しておかないと、明治からの発表を知らずにカールが既に生産終了してしまったかと錯誤してしまう購入者もいるかと思います。

詐欺未遂とまではいかないにしろ、「まだ生産しているのに騙された!」と怒られちゃうかもしれませんよ。中には、わざと引っかかってトラブルの火種をつくる悪質な購入者もいるかもしれません。そういったトラブルの引き金にもなりかねませんので、商品の説明は誰にでも分かるように記載してあげてくださいね。

購入する側もメルカリの他でもフリマ・オークションアプリやネットで購入するときは、商品説明をしっかり読んで、その商品について情報収集してからのほうが安全に利用できますので、商品説明を読まないで賞味期限が切れてた、などガッカリすることのないようにお気をつけください。

それにしても話題に事欠かない「メルカリ」。なかなか闇は深いですね。