米トランプ大統領がビットコインなどの仮想通貨に対して否定的なコメントを繰り返しているJPモルガンのCEOである、ジェイミー・ダイモン氏から挑発的な発言を受けて、同氏の問題点がスマートでは無いことだと語った。

トランプ大統領を批判する声は世界中あらゆる業界から発言されているが、金融業界からも同様の意見が出ている。

ダイモン氏は、2016年に開かれたアメリカ合衆国大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン氏を破り勝利を勝ち取ったトランプ氏の名前を挙げて、自分ならばトランプ大統領に勝つことができると発言し、さらに自分自身の方がタフで賢いとCNBCにて語った。

「私はトランプを打ち負かすことができると思う。私は彼よりも強く、賢いからだ。」

これに対しトランプ大統領は、冷静かつ気の利いた返事をし、ダイモン氏の問題点を指摘した。

「ジェイミー・ダイモンの問題点は大統領を目指す上での適性や知性に欠けており、そして演説が下手で緊張している点だ。それ以外では彼は素晴らしい。私は経済政策で多くの銀行家と話し合ってきたが、彼らの方がはるかに賢く見える!」

ダイモン氏は昨年には「ビットコインは詐欺である。」と語ったことが大きな話題となったが、今年の1月にはこの発言について後悔していると述べている。

さらに同氏は、仮想通貨はコントロールすることができないため、政府がそれを取り締まる可能性があると、あくまで中央集権にする必要性も語っている。

仮想通貨市場は今後成長する分野だと認める人が増えてきている背景もあり、同氏にとっては新たな火種になることは避けようと考え方を変えたのかもしれない。

しかし、同氏はブロックチェーン技術には前向きに捉えており、暗号資産戦略部門なども立ち上げていることから、中国のアリババのCEOであるジャック・マー氏と同じスタンスを取っているとも見られる。

今後、同氏からの発言は控えめになって来ると思われるが、ビットコインは周りの意見に左右されずにあらゆる分野に影響力を高めていく事になるだろう。

参考:CNBC