以前、2020年までにビットコインは50万ドルになると強気の発言をしていた、アンチウィルス企業McAfee創設者である、ジョン・マカフィー氏が100万ドル(約1億1,200万円)になると予測を上方修正しました。
このところ、ビットコインの価格が高騰し、1万ドルの高値を付けたことで、マカフィー氏の今年の予測を上回り、これを受けて以下のようにツイートしました。
「2020年までにビットコインが50万ドルになると予測した時に2017年末に5,000ドルを予測するモデルを使用しました。ビットコインが、このモデルよりもはるかに早く加速しているため、私は今、2020年末までに100万ドルになると予測します。」
残すところあと2年とわずかで、現在の価格の約100倍になるという、かなり強気な予測ですが、マカフィー氏は以下のように続けています。
「もし間違っていたら自分のアソコを食べます。」
ビットコインは2年前、2015年の12月には300ドルほどで推移していましたので、現在の1万ドルと比較すれば30倍以上にもなっています。マカフィー氏が手がけるマイニング事業のために煽りをしているのでは?という憶測もありますが、この発想は少し行き過ぎではないかとの声も聞かれます。いずれにしろマカフィー氏が自分自身を食べている光景は誰も見たくないかと思われます。
以前、JPモルガンのCEOである、ジェイミー・ダイモン氏が「ビットコインは詐欺だ」と発言した時にもマカフィー氏は「どっちが詐欺だ」と反論し話題にもなりました。次はどのような発言をするのか、真に受けるのではなくエンターテインメントとして受け取る分にはいいかもしれません。
12月1日14時現在、ビットコイン(BTC)価格は1万ドル(約112万6,000円)ほどを推移、直近24時間での価格変動は5.5%のマイナスとなっています。(CoinMarketCapの統計より)
このところ乱高下が目立つようになってきたビットコインの相場ですが、長期的には上昇すると予測されています。2020年末までにどこまで価格を上げるのか、市場参加者からは注目が集まっています。