米ホワイトハウスの報道官である、サラ・ハッカビー・サンダース氏は30日に行われた記者会見の中で、ホワイトハウスがビットコインなどの仮想通貨を観察していると語りました。
BUSINESS INSIDERによると、
「政府により仮想通貨は規制されるのかどうか?」
という記者の質問に対して、サンダース氏は、
「これは我々のチームによって観察されているものであることを理解しています。」
と述べました。
仮想通貨は市場自体まだ未成熟であり、政府として受け入れるべきなのか、規制をするべきなのか、まだ判断する時期ではなく観察の段階にあるということが伺えます。また、ホワイトハウスから仮想通貨に関する発言がされるのは珍しいことです。
ビットコインだけでも年初来10倍以上にも高騰しています。このような熱狂ぶりからウォール街の金融機関などでは、バブルを懸念する声も相次いでいます。11月29日にビットコインが急落し、仮想通貨市場全体にも大きく波及しました。
これを見て一部では「それ見たことか」という声もあがっていますが、日に10%、20%の上下は特に珍しいことではなく、仮想通貨の世界では頻繁に見られます。1日現在は少し落ち着いてはきているものの、依然乱高下は続いています。先の高騰や買い疲れもあり、多くの通貨が調整局面となっています。
年末なので、手じまいが続けば軟調な相場が続く可能性も考えられます。さすがにもう下がらないから買い場だろうと考える方も多いようですが、「もうはまだなり、まだはもうなり」とも言いますので、これから購入を考える場合は慎重な判断が求められます。