よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人、「とろサーモン」のボケ担当である、久保田かずのぶ氏は4日、日本テレビ系の番組「スッキリ」の中で、「仮想通貨をいっぱい買っていきたい。」と発言しました。
これは、3日に行われた吉本興業主催の漫才のコンクール、「M-1グランプリ」で優勝し、その賞金1,000万円の使い途をスッキリの司会を務める加藤浩次氏に尋ねられてのことです。購入する通貨については言及していませんが、加藤氏の発言では「(仮想通貨は)新しいのも出たりしてる。」と話していたことから、ビットコインだけではないとも考えられています。
10月には同じく、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人「かまいたち」の山内健司氏がキングオブコントでの優勝賞金を仮想通貨の購入にあてたいと話しており、スッキリでの久保田氏の発言はこれを受けての「ボケ」だったのか、本当に購入するつもりなのか真相は明らかにはなっておりません。
テレビニュースなどでビットコインや仮想通貨の露出が増えてはいますが、未だに一般的な認知として、「仮想通貨=ビットコイン=怪しい」といった考えや、「投機的なギャンブル」といった印象もあるようで、個人投資家にとってはハードルが高いといった声もあります。今回のようにテレビ番組によって芸能人がお茶の間に向けて発信することによって、より多くの方に知れ渡れば、国内での普及にも多少影響するのではないでしょうか。
法整備が進められていることから、世界的に見ても日本での取引が多い仮想通貨。次はどの芸能人が仮想通貨について話すのか、買い煽りなどにも注意が必要だと賛否両論、冗談も交えながら話題となっており、今後の展開に注目されています。