リネットジャパングループ株式会社が、株式会社カイカと共同で、カンボジアなど、ASEANでの仮想通貨とブロックチェーンの技術を使った実証実験を行うことを発表した。

リネットジャパングループは、CSR活動の一環として2013年からカンボジア現地政府などと連携して、農業や自動車に関する取り組みをしてきた。先日にはフィンテックを活用し、その第1弾としてIoT端末を使ったリース事業も行っている。また、海外向けファイナンスサービスのプラットフォーム化も視野に入れているとのこと。この実証実験では、カンボジア国内や海外送金、決済のサービスなどを検討しているとし、仮想通貨を主としたブロックチェーンの技術の実証実験をするという。これによって、技術の応用・親和性を検証し、事業拡大を図っていくとしている。

多くの企業がこのような実証実験を行っているが、今回の取り組みにより、カンボジアなど海外送金の手段として定着すれば、決済の手段としてもより普及し、仮想通貨市場もさらに拡大していくだろう。日本国内では仮想通貨の普及は難しいと日々議論がなされているが、こういったサービスが増えてくれば、国外送金の手段としての需要は高まるのではないだろうか。

現状、日本国内では投機として見られている仮想通貨。普及するにしても海外送金くらいしか使いようが無いとよく言われるが、ASEAN全域でこのような動きが広がれば、日本でも決済のあり方として決して無視はできないだろう。