前文部科学省事務次官の前川喜平氏が在職中に出会い系バーに出入りしていたことを認め、女性の貧困について視察調査をする目的だったと25日に都内で開かれた記者会見で述べました。

ネットでは前川氏が出会い系バーに行ったことが買春行為だとする声が多く挙げられていますが、「出会い系バー=買春」と決めつけるのは、違和感を覚えます。また、「出会い系バー」とひとくくりに言ってもお店によって営業形態も異なってきますので、難しいところではあります。

普通の出会い系バーであれば、女性の写真や、ガラス越しに見える女性の姿を見て気に入った女性がいれば直接会話をし、交渉成立となれば店外デートをするという流れが一般的なようです。デートの際に直接ホテルなどに向かう人もいれば、食事や買い物だけという人もいるようです。主に10代の女性が多いので、話好きのおじさんであれば、別に外に連れ出さなくても会話だけということもあるでしょう。

前川氏を擁護するつもりは一切ありませんし、買春の温床とされる出会い系バーが健全な場であるということではありません。ただ、前川氏は実際に自分の目で現場を見てみたかっただけ。出会い系バーの実態を知りたかっただけではないのかと。通算で何回通い、いくらお金を支払ったか、などという細かいことまでは明らかにされていませんが、いろいろな女性と話をしたかっただけのことが、これほど大きな問題とされるのはどうかと。もちろん、前川氏が出会い系バーで出会った女性を買春したというのであれば、法律も犯しているわけですから大問題ですが。

賛否両論あると思いますが、法律を犯さないのであれば、これからも前川氏は出会い系バーに通い続けてもいいのでは。

検索サイトで「出会い系」と検索すると「出会い系サイト」や「出会い系アプリ」といったワードがでてきますが、近年、出会い系アプリなどで事件やトラブルの事例が増えていますので、スマホユーザーの皆様は出会い系を利用する際はご注意ください。また、出会い系バーに限らず、児童買春などは犯罪ですので、絶対にそのようなことをしないようお気を付けください。