Twitterが5月に発表した投げ銭機能である「Tip Jar」にビットコイン組み込みのアップデート提案があることが明らかとなった。Tip Jarの追加機能は現在β版でテストされていることが報じられている。

Tip Jarは5月にTwitterへと追加された新しい機能で、現在は英語圏の限られたユーザーのみに許可された機能で、段階的に開放されていくことがTwitterよりアナウンスされている。

Tip Jarでは、ユーザーが受け取りに使用したい決済サービスを選択し、認証情報を登録することで、ユーザー間での送金を円滑にする目的があり、これによりコンテンツ提供者のマネタイズ手段や、寄付を募るための手段としてTwitterがサポートする形となる。

Tip Jarを通じて寄付された金額のうち、各決済サービスプロバイダーは手数料を取る可能性はあるが、Twitterは手数料を取らないとしている。

導入当初は「Bandcamp」「Cash App」「Patreon」「PayPal」「Venmo」を決済サービスとして登録可能だったが、これに新たにビットコイン送金サービス「Strike」が追加され、ビットコインライトニングを通じてユーザー間でビットコイン送金のオプションが実行予定になると伝えられている。

Twitter社のジャック・ドーシーCEOは7月に、インターネットにグローバルな通貨がもしもあったら、各マーケットごとの独自アプローチではなく、直接世界中の個人へと支払いを届けることが可能になると述べ、ビットコインがTwitterにおいて今後非常に重要な役割を占めるものとなると語っている。