スペインの不動産プラットフォーム「Idealista」がビットコインで購入可能な物件の公開を開始した。

マドリードに本拠地を置く同社によると該当物件はバルセロナの中心部に位置し、販売価格149,000ユーロに相当する約3.5BTCで支払うことも可能になっていると説明した。

ただし、ビットコイン取引が可能なのは物件の販売代金に限り、登記費用や税金など公的な支払いは以前ユーロで行う必要があると指摘した。

Idealistaは約40000万軒の不動産業者とのパートナーシップを計画し、イタリアやポルトガルにも展開している。

不動産に関わる煩雑な手続きと契約において暗号通貨とスマートコントラクトに掛かる期待は非常に大きいものがあり、今回スペインでの事例となったが以前にはトルコやオーストラリアなどでも暗号通貨での支払いを受け付けた不動産取引などが公開されており、依然注目度は高い分野であると言えるだろう。