米決済大手PayPalの第3四半期収支報告において、仮想通貨関連サービスが2021年に急速拡大をする予定であることが明かされた。
PayPalのCEOであるDan Schulman氏は、PayPalの提供する個人間送金アプリVenmoや、PayPalの海外顧客へ仮想通貨サービスを拡張していく予定を語り、熱心なユーザーのために毎週の購入制限を1万ドルから1万5千ドルへと引き上げる方針を述べた。
Schulman氏によればデジタルIDやデジタル化された経済圏の採用が進むことでPayPalの出番が増えるとも予測し、中央銀行がデジタル通貨を発行するにあたっては、PayPalが最も普及したデジタルウォレットを作成することになる展望を明かした。
PayPalが仮想通貨送金を採用した10月21日からわずか2週間足らずの決定はPayPalの中での大きな期待感を表していると言えるだろうか。