リップル社がアイスランドを拠点にしている仮想通貨トレーディング企業「Algrim」の買収を発表した。先日には決済サービスであるLogosを買収したばかりで、最近度重なる企業買収によるリップル社の行動に注目が集まっている。

今回買収が行われたAlgrimを加えたアイスランドで、XRPを使用してクロスボーダーでの支払いを行うOn-Demand Liquidity(ODL)製品の継続的な開発をしていくと発表しており、アイスランドがRippleのエンジニアリングハブの1つとして機能し、同地域でより多くの技術経験が豊富な人材の雇用を計画している。

現在、リップル社のグローバル決済ネットワークには200社以上が参加しており、先日南米にオフィスを開所したことも話題となっており、さらに参加する企業が増えるよう交渉を進めている。これらの好材料を受け、XRPは急上昇し一時14%の上げ幅を記録した。

また、Algrimのダディ・アーマンソンCEOはリップル社で未来の決済方法を形作る手助けをしたいと考えているとも話した。

個人でのXRP利用者が増えるに伴い、グローバル決済ネットワークに参加している企業にとってサービス提供する機会も増えていくことから今後のリップル社の行動にはさらに注目が集まる。

参考:Ripple