仮想通貨ビットコインが以前、批判的な発言を受けていた事は記憶に新しいが、今は金と並ぶ、デジタルゴールドとしての価値を認められつつ状態に入っていると言える。

米仮想通貨分析企業メサーリの研究者、ダン・マクアードル氏によれば、もし、ビットコインが2008年~2011年の金と同じような動きをしても驚かないと発言している。

その発言には裏付けがあり、金融危機から急騰し、流動性の危機からの急落、そして債務や通貨に対する本当の恐怖心が芽生えてくるにつれ、下げ幅を上回る上昇をみせていると同氏は説明している。

現在、米中における貿易戦争により、人々の働く環境、給与形態が大きく変わろうとしており、国の経済発展が見込めなく自身の生活に影響を与えかねないとして、人々は安心を求め、資産の保有先を探している。

このような中、金は安定資産と認められつつも、それ以外に手軽に保有する事ができるとしてビットコインが再注目されてきている。

マクアードル氏のような発言に同意する人々も徐々に増えてきており、通貨危機や債権の保有に不安を感じている人はビットコインを少しでも保有しようとしている。

ビットコインが国や企業に依存していなく、さらに改ざんされないことが称賛されており、人々は他の人からのコントロールの影響を避けたいと心理的に働いているのかもしれない。

フェイスブックの独自仮想通貨リブラが注目されつつも、規制の風当たりが強いため、人々が資産の落ち着き先としてビットコインは新たな役目として世界的に地位を築いてくことになるだろう。

専門家でも米国債とスイスフランなどの安全資産にビットコインが仲間入りしていることを同意すると言う話題が出ている事もあり、金と同じような安全資産としてビットコインは再確認されていくと考えられる。

その結果、ビットコインに関わる投資話がさらに増えていく事も考えれ、投資家にとっては詐欺に会わないように注意が必要だろう。