優秀なブロックチェーン技術を武器に様々な分野に進出しているリップル社。
そのリップル社のソリューションを使い、プライバシー重視型のWebブラウザであるPuma Browserを日本のiOS端末向けにアプリをリリースした。
Puma Browserはプライバシーを重視したWebブラウザであり、現在私たちが利用しているブラウザよりスムーズにブラウジングを実現することができる。
それもインターネット広告を排除することで実現できると言う。
通常インターネット関連サービスは広告収入がメインになっていることから、Puma Browserの運営側にとってはメリットがないのではと思われがちだが、同ブラウザはXRPで収益化を図ることができるサービスのCoilを標準搭載することでこの問題に対処していると言う。
今後このようなビジネスモデルは様々な分野に進展していくこともあり、広告主入というあり方について見直される時期に入ってきているのかもしれない。
同アプリは今のところ英語のみの対応となっているが、公式サイトは日本語にも対応しており、今後はアプリでも日本語表記されていくだろう。
さらにAndroid向けに発表されていけば、今後ブラウジングにおいてもPuma Browserの利用者は増えていくことが予想される。
それに比べ、インターネット広告を活用している企業にとっては販促活動に影響を与えることも考えられ、新たなビジネスチャンスを模索しなければならなくなる。
利用者もインターネット広告の煩わしさから解放される分、どこから情報を入手するべきかを考えていく必要も出てくる。
これによりコンテンツの充実がさらにサイト運営者にも求められ、それにより広告からの情報の入手ではなく、専門サイトからの情報入手へと人々がシフトしていくことも考えられる。
参考:Puma Browser(Twitter)