9月のバイナンスの措置に多くのアルトコイン取引が困難になるとの見方
大手仮想通貨取引所であるバイナンスが今年9月から米国ユーザーをブロックする報道に仮想通貨市場に大きな衝撃が走った。
これにより米国人ユーザーはほとんどアルトコインが取引ができなくなるという。TwitterユーザーのGoomba氏がツイートした。
Here is the breakdown of what coins will still be available (as things stand) to US customers through US compliant exchanges once @binance stop US based trading in September pic.twitter.com/OSawHb9GX6
— Goomba (@remigoomba) 2019年6月14日
バイナンスが利用できなくなったら米国人はどの仮想通貨を取引できるのかをまとめており、今後レポートをきっかけにアルトコインが精査されていくと見られる。
他の取引所が全く取り扱わなくなるバイナンス銘柄は70種類に上り、ARK、BTT、IOAT、PIVX、ZILなどある程度知られているアルトコイン銘柄でさえもバイナンスがなくなったら1つの取引所でしか取引されなくなることにもなる。
それに比べ仮想通貨として一般的に知られている主要な通貨であるXRP、DASH、XLM、ETC、ZRX、ZENなどは問題なく生き残るだろうと見られている。
今回、バイナンスの措置に基づき、アルトコインの発行団体は取引できるプラットフォームを探すことも考えられる。そのため分散型取引所であるDEXの注目度が上がり、バイナンスなどの人が管理している取引所から離れることも考えられる。
取引所の仮想通貨市場に対する影響力は仮想通貨全体におけるスリム化、さらに取引の向上に結びつくとの見方もある。9月以降、米国のユーザーはどのように動くだろうか。今後の展開が注目される。