大手スポーツ用品メーカーNIKE(ナイキ)が仮想通貨やブロックチェーン事業に進出する可能性が出てきた。

同社は米国特許商標庁(USPTO)に対しCRYPTOKICKS(クリプトキックス)という商標を提出したことが明らかとなった。

今後この商標からハードウェアウォレットやユーティリティトークン、モバイルアプリなども関連した新たなビジネス展開をしていくと考えられる。

モバイルアプリについてはダウンロードが可能なコンピュータソフトウェア、すなわち統合されたモバイル端末で複数の種類の支払いおよび債務取引に対応する電子金融プラットフォームと記載されていることから、オンラインマーケットにて様々なサービスをもしていく考えがあると見れる。

ナイキは米国オレゴン州に本社を構え、同州マルトノア郡にあるポートランドで立ち上げられたブロックチェーン・ベンチャー・スタジオにも参加している。このことからも今後ブロックチェーンや仮想通貨に関する取り組みを続けていくと考えられている。

CRYPTOKICKSがいつ頃リリースされるかはまだ決まってはいないが、サービス開始されたときには注目されることは間違いないだろう。

ナイキトークンとして今後流用されるようになり、取引所にても扱いができるようになれば、投資家は購入へと進むことだろう。

この取り組みに対し他のスポーツ用品メーカーも同様の試みを検討すると考えられ、スポーツ業界に対しても仮想通貨やブロックチェーンを後押しすることにもなる。まずはCRYPTOKICKSの商標が正式に登録されてからどう動くのか動向を見極める必要があると言える。

参考:USPTO