インド北部のジャンムー・カシミール州の警察が、仮想通貨投資に気をつけるよう注意喚起をした。2日、Business Standardによって伝えられている。

警察は仮想通貨に関連する非常に高いリスクのためビットコイン(BTC)のような仮想通貨への投資をしないよう警告を出した。このタイプの通貨は政府および中央金融機関による法定通貨と異なり裏付けされていないと主張している。

また、「仮想通貨は突然クラッシュを招き長期に渡る可能性がある。投資家の大事な資金を失うことになる可能性がある。」と述べ、「巻き込まれないようにするために、一般市民は警戒する必要がある。」と付け加えた。

インドでは仮想通貨に対して厳しい措置がとられているが、先月には政府高官が「仮想通貨は合法化される必要がある。」と前向きな発言をしたことで規制に向き合っている事実が明らかとなった。

世界的に見てキャッシュレス化が進んでいるインド。合法化されれば仮想通貨にとっても影響力は計り知れないだろう。仮想通貨を規制の範囲内で認めるのか、もしくは警察が注意するように市民に手を出させないよう禁止とするのか。今後の展開から目が離せない。

参考:Business Standard