金融庁が認定している仮想通貨の自主規制団体である日本仮想通貨交換業協会は4日、マネックス子会社のコインチェックやLINE子会社のLVCを含む5社が第二種会員として入会したことを発表した。

入会した企業は「コインチェック」、「LVC」、「みんなのビットコイン」、「LastRoots」、「コイネージ」の5社。いずれも仮想通貨交換業登録の申請を出している、もしくは申請を検討している企業だ。

日本仮想通貨交換業協会は2018年10月に国内の仮想通貨交換業が集まった自主規制団体として金融庁から認定された。これまで会員として入会しているのは第一種会員として仮想通貨交換業の認可を受けている仮想通貨交換業者16社のみだったが今回、第二種会員として初となる5社が入会した。

仮想通貨交換業への参入を検討している企業は増加傾向にあり、今後も日本仮想通貨交換業協会への入会も増加すると考えられている。

詐欺や不正アクセスといったトラブルの多い仮想通貨界隈だが、同協会によって自主規制が整えばトラブル回避にもなるだろう。今のところは第二種会員までの入会を受け付けており、入会金は100万円、年会費120万円となっている。

参考:日本仮想通貨交換業協会