トロンのCEOであるジャスティン・サン氏がトロンの取引量がすでにイーサリアムの3倍に達しているとし、さらにDAppsの開発が進んでいるとコメントした。
DAppsは以前からイーサリアムと比較されることがあり、ツイッター上ではサン氏のコメントに対しイーサリアムの共同設立者であるヴィタリック・ブテリン氏が皮肉なコメントをしたことでも話題となった。
トロンはブロックチェーンゲームのエコシステムの拡大を掲げており、約110億円規模の投資を行っていくと発表していることから、eSports分野の需要に注目していることがわかる。
ブロックチェーンゲームと言えば、イーサリアム上でのゲームも話題となっているが、今後はトロンにするかイーサリアムにするかなど開発者側で費用面やランニングコストや開発期間など検討していくことも考えられる。
さらにトロンは世界中の仮想通貨取引所に上場するとコメントし、イーサリアムを上回る可能性が期待されている。最新情報については14カ国の言語で掲載されていることから、様々な場所でトロンが使われ始めていくことも考えられる。
以前は仮想通貨と言うと投機的な目的で購入する人々がほとんどであったが、今は将来的に使いやすい通貨はどれか、そしてインフラにも適し日常でも使いたいというような環境が好まれるようになってきている。
日本の取引所でトロンを扱っているところはまだないが、トロンが世界的に使われ始め日本でも使われるようになってくれば、取り扱う取引所は増えていくことだろう。今後トロンが日本においてどういう影響を与えていくのか注目したい。