仮想通貨取引所Bitmexの共同設立者兼CEOであるArthur Hayes氏は、現在続いている弱気な相場が2020年まで継続すると予測した。
Hayes氏は以前からビットコインの価格について頻繁に言及しており、今年の7月には底値は5,000ドルだが、年末までに5万ドルに上昇すると信じているとコメントした。その裏付けとなるのがビットコインETFだという。
ETFの承認が鍵を握っているという見解は多く見られる。米ヘッジファンド、パンテラ・キャピタルのCEOであるダン・モアヘッド氏はHayes氏の発言とは違う方向に行くと考えを示し、SECがビットコインETFを承認するには数年先だとブルームバーグ主催のカンファレンスにて発言している。
こればかりはSEC次第だがSECには賢明な判断をしていただきたいところだ。しかし、長期に渡って弱気相場が続くようであれば、ETFが承認されても弾みになるかは不透明と言わざるを得ない。今後も慎重な見方を継続していく必要があるだろう。