今月3日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)を傘下に持つICEが、マイクロソフト、スターバックスらと共同で、仮想通貨プラットフォーム「Bakkt」を開設することを明らかにした。
Bakktが対象とするのは機関投資家、小売業、消費者に向けてサービス展開する予定で高い効率性、セキュリティ、実用性を備えるものとしている。
仮想通貨調査企業のIronwood Research Groupが、Bakktを議題にした公開討論を行い注目を集めている。
Excerpt from this week's @ironwood_rg's Not Financial Advice Show #podcast. The team reviews @Bakkt. If you are not familiar with #Bakkt check out the segment and learn why it's bigger than ETFs. #bitcoin #bullish #ETFs https://t.co/DsNKEEUJQG
— Ironwood Research Group (@Ironwood_RG) 2018年8月28日
Bakktの将来は非常に明るく、今年11月には自身のプラットフォーム上にて先物取引を開始し、機関投資家を満足させることができた場合には仮想通貨市場にて大きな衝撃をもたらすことになるという。
また、Bakktプラットフォーム上でのビットコイン先物は、その特徴が既存のCMEやCBOEのビットコイン先物とは異なり、実際にビットコインの現物に裏付けられていると主張している。
ようするに、市場からビットコインを購入し、プラットフォーム上で保管されることになる。契約取引は1日で行い、レバレッジのような証拠金取引は行わないとしている。
仮想通貨市場を強気相場にさせるには十分な材料で、実際に開始されれば市場に好影響を及ぼすと期待感は大きい。
このようにビットコインに裏付けされた先物取引が規制当局の承認を得て行われることで、実際の資金が仮想通貨市場に流入すると考えられている。
ビットコイン価格に対しては年末に向けて、様々なアナリストや関係者から上昇傾向に進むと予想されており、ビットコインを中心に仮想通貨市場が活性されていく可能性がある。Bakktの今後の動向が注目されている。