仮想通貨ライトコイン(LTC)を使った決済サービス、LitePayの運営が中止になったことが分かりました。CNBCによるとライトコインは、LitePayが運営を中止したというニュースの後、10%以上下落、推奨していたライトコイン財団から謝罪のコメントもされました。

ライトコインは、2月26日からLitePayが稼働するという発表があり、2月中旬にはこれを好感し30%近くの高騰を演じました。この前後にはライトコイン創始者である、チャーリー・リー氏もTwitterにてLitePayについてリツイートしていたため、期待する声も散見されました。しかし事態は一転し、LitePayは3月5日に顧客へ向けて以下のようにEメールを残しています。

「すべての展望から業者を確認しています。否定的な認識と、カード発行者が仮想通貨の企業に対して劇的な行動をしているので、カードの登録を延期しています。」

上記以降、LitePay社は更新メールを送信していませんが、LitePayのCEOである、Kenneth Asare氏は以下のように述べています。

「すべての事業を中止し、同社を売却する準備をしている。」

こういった一連の流れの中、チャーリー・リー氏は、以下のようにツイートしています。

「みんながそうであるように、私たちも本当であれば、とても良かったものについて興奮し楽観的で、警告することを見落としました。私はこの会社を宣伝し、将来のデューデリジェンスを行うことを誓ってしまい申し訳ありません。」

リー氏は昨年12月に、自身が保有するライトコインのほぼ全部を「売却して寄付」したといいます。

ライトコイン財団はウェブサイト上で以下のように述べています。

「ライトコインの開発はLitePayの発表前から完全にうまくやっていて、今後もそうするつもりだ。」

参考:CNBC