仮想通貨取引所のCoincheck(コインチェック)が、ビットコイン(BTC)からハードフォークで誕生したビットコインダイヤモンド(BCD)の付与対応の方針を発表しました。

コインチェックの公式Twitterによると、ビットコインダイヤモンドの付与については問題が見られない限りは行う予定。付与の数量や日時等、詳しい内容は決まり次第改めて発表するとのことです。

また、コインチェックでは、先にハードフォークされたビットコインゴールド(BTG)の対応もビットコインダイヤモンド同様に問題が確認されなければ付与する方針としています。

28日現在では1ビットコインダイヤモンド=61.25ドル(約6,800円)ほどで先物価格がついています。(CoinMarketCapの統計より)

Bitcoin Diamond[Futures]Charts(CoinMarketCapより)
海外取引所のBinanceでは、早速取引が行われていて、もう少し高値で取引されているのが確認できます。ちなみにBinanceの場合は保有しているビットコインの数量の10倍のビットコインダイヤモンドが付与(1BTCあたり10BCD)されています。

コインチェックでどのような数量で付与されるか、詳細は明らかではありませんが、公式のアナウンスが待たれます。また、コインチェックで付与された場合、それなりの数量になることが想定されます。ビットコインキャッシュ(BCH)の時にそうでしたが、ビットコインダイヤモンド配布後には一時的にボラティリティ(価格変動率)が拡大する可能性もありますので、トレードで格好の稼ぎ場となる一方、最近仮想通貨を始めた方にとってはリスクが高いかもしれません。仮に付与された場合は、そのまま持っておくか、すぐに他の仮想通貨と交換するか慎重な判断をしたいところです。

今後も、ビットコインに対して複数のハードフォークが控えていますが、付与を期待されている方は、ご自身が利用されている取引所からの公式アナウンスをご参考ください。