サンフランシスコに拠点を置くモバイル決済サービスを提供するスクエア社がP2P型送金アプリであるCash APP(キャッシュアップ)にて、仮想通貨ビットコイン(BTC)の入金サービスを開始した。入金制限として7日間で最大1万ドル相当のBTCとしている。
スクエアによれば、同アプリユーザーは、任意の仮想通貨ウォレットから、自分のキャッシュ・アップのアドレスにBTCを入金可能としている。
米仮想通貨メディアのコインデスクによれば、スクエアは今回初めてでなく以前一部のユーザーにだけ利用できるとしており、ポッドキャスト配信者であるマーティ・ベント氏がBTCデポジットサービスらしき画像写真をTwitterに投稿している。
スクエア社と言えば、簡単でリーズナブルな決済機能を小売店に提供しており、導入コストが低く抑えられる事もあることから、今後キャッシュレス化に向かい、キャッシュアップとの連携もサービスの一部として提供されると考えられる。
今後日本においてはキャッシュレス化以外にも新紙幣の発行に伴い、POSレジの新たな購入を強いられるために、なるべく導入コストを下げられる決済端末が必要とも言える。
ビットコインについてレートが上がる傾向にあり、さらに新紙幣への対応策、そして外国人観光客向けに簡単に決済ができるスクエア社の決済端末は今後伸びていく事も考えられる。
スクエアのCEOであるジャック・ドーシー氏はビットコインがインターネットの通貨になると発言している事もあり、さらにビットコイン関連サービスを拡大していく事だろう。