イギリス大手銀行であるサンタンデールUKが23日、ツイートにてEU諸国18カ国とアメリカへの国際送金に対し仮想通貨XRPを利用していると発表した。
サンタンデール銀行と言うとリップルのソリューション「xCurrent」を使った国際送金を他の金融機関よりいち早く採用した銀行としても知られ、その規模は徐々に拡大を見せている。
XRPは国際送金分野だけに限らず、最近では身近な存在へと様々なサービスに関わってきている。
例えば、一般的な支払いやチップ送金などにも使われるようになり、動画ストリーミングサービスにおいてもXRPによる報酬が得られるアプリケーションがCoil社によって開発されている。
XRPはビットコイン(BTC)のボラティリティの問題に対してもそれほど投資家に影響を与えづらいメリットもあることから今後は安定且つ実用化に向け、さらに拡大していく事だろう。
リップルのソリューションが庶民の生活に定着していくことで、金融分野でも徐々に革命を起こしており、今後出遅れている金融機関は手数料や利用客の面においてリップルや他のブロックチェーン技術を真剣に見つめて行かなくてはならなくなるだろう。
仮想通貨市場が下落へと進んでいる中でもXRP保有者からは比較的安心している声も見られる。今後の展開にますます注目だ。