デジタル・アセットのリップル(XRP)を使った少額決済サービスを提供しているCoil(コイル)がCoilのプラットフォーム上にてXRPを用いて収益化を図ることができるビデオストリーミングプラットフォームを立ち上げた。
このビデオストリーミングプラットフォームはCinnamon(シナモン)と呼ばれ、リップル社はシナモンに対し、コンテンツ製作者が視聴者から直接支払いを受けることができるビデオストリーミングプラットフォームとしてもツイッター上から紹介している。
シナモンでは商社がコンテンツクリエイターを支援、視聴する広告数を調整、さらに有料サイトへのアクセス速度を向上させたりして、追加機能を利用する事ができると説明している。
動画コンテンツのプラットフォームは最近増えており、仮想通貨を得られるものとして特に有名なのが、Steemitの動画プラットフォームDtube、Viulyなどがある。
しかし今回、XRPの収益化が図れるとして、今後これらの動画プラットフォームに対してメリットが大きいとの見方もあることから、こういった動画プラットフォームにてアップしていた動画クリエイターはシナモンに移動していく事も考えられる。
新たな収益化として認知されるようになれば、今後動画サイト大手Youtubeにとっても大きな対抗馬としても認知されていく事だろう。
最近、仮想通貨に対して手軽に利用できるシーンが増えてきており、シナモンに対しても気軽にXRPによる支援や動画クリエイターが収益化できる以外にもビットコイン(BTC)でのライトニングネットワークによる少額決済機能も注目されている事もあり、仮想通貨が身近な決済機能としての役目を強めてきている。
ビットコインについてはツイッター上にて少額での投げ銭機能が追加されたこともあり、今後仮想通貨市場が乱高下したとしても少額決済で使われる実需はあるだろう。XRPの保有量については日本が一位を獲得した事も話題となっていることから今後日本のクリエイターが積極的に使い始めていくとの見解も見られている。