仮想通貨をはじめ、様々な資産を管理できる金融アプリを提供しているUphold（アップホールド）のCEOであるJP Thieriot氏が米国での送金サービスの改善に対し、リップル社のソリューションが重要な役割を果たすことができるとコメントをした。
現在、米国の銀行のシステムはACH Transferという送金方法を利用しており、Uphold以外にもPaypalなどを含む様々な決済で利用されている。
ACH Transferは送金手数料が安い送金手段として認知されているが、ヨーロッパなどで使用されている送金システムに比べ非効率であり、送金する場合に非常に時間がかかる問題点がある。
それを改善できる手段として注目されているのがリップル社のソリューションである。リップル社のブロックチェーン技術で送金システムが大幅に改善されている事は様々な地域にて明らかとなっている。
その現状にThieriot氏はACH Trasfer以上に早く送金ができ、国際送金も安い手数料で行う可能性があることから、Upholdとしてもリップル社のソリューションであるxRapidの使用を検討している事もコメントした。
近いうちにEarn and Borrowと呼ばれる新製品のアップデートが発表される予定についても同氏はコメントしていることから、Upholdとして今後リップルのソリューションを含め、ブロックチェーン技術を導入してくることも考えられる。
リップルの技術を導入することに関して、UpholdにてXRPが使用量No.1を獲得した事もあり、利用者に対し送金速度が今まで以上に改善されるようであれば、否定的なコメントが来るようなことはないだろう。
ACH Transferを利用している企業であれば、今回のUpholdのケースで顧客が満足することで、リップル社の技術にシフトしてくることも考えられ、Paypalに関しても同様に採用に乗り出すことも考えられる。