仮想通貨や法定通貨、貴金属といった資産を管理することができる米国の金融アプリ「Uphold(アップホールド)」で、リップル(XRP)の使用量がビットコイン(BTC)を上回り1位になったことがわかった。

26日、アップホールドの公式Twitterで明らかにした。

アップホールドでは現在世界184カ国以上にサービスを展開しており、同社が提供しているサービスでは23の法定通貨、9の仮想通貨、4の貴金属を取り扱っている。

同社は今年3月に取り扱う仮想通貨を決定するアンケート投票を行ったところ、約12,000票のうちの51%を占めたXRPを同社のサービスに追加した。

アップホールドでXRPを管理することができるようになったニュースは大きな話題となり、世界各地のメディアでも取り上げられた。ニュース後もアップホールドのアプリにてXRPの利用するユーザーは着実に増え、使用量が最も多かったビットコインを上回ってXRPが1位になった。

XRPがこれほどまでに注目を浴びているのも国際送金手段として用いるようになった企業が増えただけでなく、送金手数料が割安で国境を越えた送金が瞬時にできることも理由となっている。

最近では仮想通貨取引所においてもビットコインを基軸とする取引以外にXRPを基軸とする取引所も増えてきている。アップホールドに限らず様々な取引でも使用されていくだろう。仮想通貨市場の時価総額2位に座するXRP、今後の展開から目が離せない。