三重県で26日、「メガマウス」が捕獲され、水族館へ引き渡すことを検討していることが分かりました。メガマウスは非常に希少な生態で、国内では20例ほどしか確認されていません。今回の個体は体長約5メートル、口の大きさは約1メートルとのことです。

22日にメガマウスが千葉でも捕獲されていますが、その後移された生け簀の中で死亡しているのが確認されています。

また、メガマウスが現れると地震の予兆だとする人もいますが、これだけメガマウスが出現しているのに、地震が発生していないということは、もう地震とは無関係と言ってもいいのでは?まだ早いと考えるかもしれませんが、科学的な証明がないので、今までの地震発生とメガマウスの出現は偶然の一致でしょう。オカルト感覚で楽しく話題にするのであればそれはそれで、アリではないでしょうか。

引き取り先の水族館での飼育環境が、どのようなものか不明ですが、朝日新聞が伝えるところによると、「貴重な魚なので、研究に活かしてもらいたい」と漁船関係者が話しているといいます。貴重な魚だから研究に活かすって、矛盾していると思いませんか?貴重な魚であれば、そのまま海に返すべきでは。

千葉で死亡した例を見ても何も学んでいないのでしょうか。また数日で死亡させるなんていうことにならなければいいのですが。もちろん飼育環境が万全で、メガマウスを死亡させないということでしたら飼育をしてもいいかとも思えますが、研究者の生贄にだけはならないようにしてもらいたいですね。

今月22日に続いてメガマウスがお目見えしていますが、本来は深海200メートルほどの水域で生息しているメガマウスだけに、立て続けの出現は海底で何か起こっているのでしょうか?それともここ数日の気温上昇で水温が上がったことが関係しているのでしょうか?原因の解明が待たれますが、次は死亡させないように徹底して飼育してもらいたいものですね。

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参考:朝日新聞デジタル

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