北朝鮮の情勢が緊迫している中、政府は5月9日、ミサイルが日本に着弾するおそれがある際に発動される「Jアラート」のメッセージについて、第1報で屋内への避難を呼びかけるよう変更をしたと発表しました。

今までは第1報はミサイルが発射されたことを伝える内容で、第2報で屋内への避難を呼びかけていましたが、第2報を待たずして、第1報の段階で避難するようになりました。北朝鮮から弾道ミサイルの発射があった際、着弾までおよそ10分と言われています。第1報で避難を呼びかければ、避難する時間も少しは確保できそうですね。

3月に秋田県男鹿市で実施された北朝鮮からの弾道ミサイル発射を想定した避難訓練では、避難が完了するまで、近くに建物がある場合でも、およそ2分かかったとのことですので、10分で日本に飛来する北朝鮮の弾道ミサイルが、着弾しなかったとしても、警戒はし過ぎるにこしたことはないでしょう。

また、お手元のスマホでJアラートが受け取れるように設定を見直しておいてください。北朝鮮のミサイルに対して緊張状態がつづいており、心配のし過ぎは体に毒ですが、万が一に備えておくことは大事なことではないでしょうか。