ファッション・美容関連のグローバル企業Vogueが非代替トークン(NFT)をドロップすることが明らかとなった。NFTプラットフォームはOpenseaが選ばれ、11月10日にNFTアーティストによって作成されたデジタル限定カバーをフィーチャーしたライフスタイルマガジンになるという。
NFTを手掛けたのはシンガポールにある子会社Vogue Singaporeで、Vogue Singaporeによれば10日にドロップされるNFTにはデジタルデザイナーと共同で作成された2つのNFT限定版カバーが含まれていると説明されている。
NFTカバーはNIKEの3DデザインディレクターChat Nightと、シンガポールを拠点とするデザイン会社Baëlf DesignのJamela Law、Lionel Wongによって作成された。
カバーはアニメーションで作成されておりVogue Singaporeは「回転する青い惑星の前に立つ金色の像と、楕円形の弧を描いて恒常的に昇ったり沈んだりする放射状の太陽を表現している」と説明している。
もう一つのカバーに関しては「The Renaixance Rising」と名付けられ、見る時間帯によってカバー内の照明が変化する作品となっている。
Vogueはその他にも韓国のメイクアップアーティストDain Yoonとシンガポールとイタリアのスタジオ「Lanzavecchia + Wai」による「ビューティーNFT」も発表した。
1800年代後半に設立された美容の老舗Vogueが最先端テクノロジーを駆使し貪欲にアートに取り組んでいる。