ナイジェリアの人気ヒップホップアーティスト、Davidoがビットコイン取引会社の設立を考えていることを自身のTwitterアカウントで明らかにした。

Davidoは2020年10月にガーナの仮想通貨決済会社Bitsikaとパートナーシップを結んだことを表明しており、今回のツイートによりBitsikaへのトラフィックが大幅に増大したことが報告されている。

DavidoはTwitterとInstagramで併せて800万のフォロワーを擁する人気ミュージシャンの一人として知られ、アフリカ出身ミュージシャンでは同様にセネガル出身のAkonが自身の名を冠したトークンAkoinを発行し、Akoin経済圏で動く都市Akon City構想を計画するなど、アフリカにおける仮想通貨への期待感は根強いものがある。

Davidoの仮想通貨取引所への参入は同業者であるNaijacryptosのCEOでありChiagozie Iwu氏も歓迎の色を示し、ナイジェリアの暗号分野におけるインフルエンサーは4万人程度のフォロワーがいるのに対して、Davidoの持つ影響力は非常に大きいと語っている。

ビットコインの市場価格が高まるに連れ、著名人によるビットコイン傾倒への表明は加速傾向も見られるようになってきている。