確実に実現へと進めているテレグラムのブロックチェーン、TON(テレグラム・オープンネットワーク)がテストネットの状況を検索・確認できるようになった。
あくまでテストネットであるために見やすい画面ではなく、ただ状況を教えてるだけのものだが、それでもTONが確実に前進していることに期待している投資家にとっては嬉しい状況といえるだろう。
ロシアのニュースメディアのウェドモスティによれば、公開したパージョンはシャーディングによる分散処理、様々な機能を備えたコンセンサスメカニズムを特徴としていると報道している。
テストネットにはソースコードやドキュメントが公開しているが、公式な声明がないためにGitHubで独自に内容の調査を進めているコミュニティが存在している。
仮想通貨やブロックチェーンの新しい分野に関わる話題には詐欺的なものも出やすい傾向から、テレグラムの情報だというだけで信用するにはまだ早いと言えるだろう。
テレグラム側から正式な声明がない限りには様子を見守るか、テレグラム側に問い合わせた方が無難といえる。テレグラムのTON以上に期待されている独自の仮想通貨グラムも現実味が帯びきている状況といえる。
フェイスブックのリブラには人々からの関心が強く、主権を握ってる人々から懸念の声が出ているのに対し、グラムに関してはあまり話題にのぼっていない。
テレグラム側としても今後どのようなタイミングでグラムを発行していくか、見極めが必要な時期にも入ってくると思われる。
チャットアプリに関して他に韓国のカカオに関しても独自仮想通貨を発行するのではと噂されており、今後はチャットアプリ同士の仮想通貨覇権争いの話題が多く出てくることだろう。
利用者にとっては選択の幅が広がるが、それと同時にプライバシーに関しても資金の流れが把握されてしまうため、個人情報と言う面ではリスクを容認していく必要がある。
TONの実現により、仮想通貨全体してもアルトコインを主に大きな影響を及ぼしていくだろう。