今年の7月に立ち上がったばかりの新興の仮想通貨取引所Beaxy(ビークシー)が、XRP/BTCを大量売却された事で取引を緊急停止した。
XRP/BTCの取引量は急速に増え、取引が停止した際のXRPはバイナンスでは0.00002637での取引量だったが、ビークシーの場合は0.00001BTCとなっていた。
大量売却自体はもちろん悪い行為でないが悪意のあるものだとしてビークシーはそのユーザーを特定し、相応の対応を取るとの事である。大量売却による仮想通貨の取引停止と似た事例は他にもある。
2019年5月17日に仮想通貨取引所のビットスタンプから5,000BTCの売却が行われ、ビットコインの価値が約10分間で24%ほど下落し約6,100ドルまで落ち込んだ事があった。
ビークシーはロールバック処理を行い、再び円滑なやり取りが出来るようにすると語っている。先月に立ち上がったばかりとは思えないほど、強度な運営体制が整っているように思える。
大量売却した意図の真相が明らかになる日は来るだろうか。今後の展開が注目される。
参考:Beaxy