岐阜県警が駐車違反を滞納ていた20代の男性に対し、仮想通貨を差し押さえたことがわかった。9日、日経新聞が伝えた。
報道によれば、岐阜県警が男性が仮想通貨取引所に預けていた約40万円分の仮想通貨を抑え、違反金と滞納金あわせて2万4,000円を徴収したと言う。
男性は2014年8月から駐車違反金1万5,000円を滞納し続けており、県警が催告書を14回送付したり、自宅を訪問したりするなど再三に渡って違反金の納付を求めたが応じなかったと言う。
今後仮想通貨はこのような滞納金を支払わない対象者に対しては差し押さえるケースが増える可能性がある。
日本では口座開設などの面から誰が仮想通貨に関わっているかが判明する体制をとっており、仮想通貨を日本円に換金する際にも開設した取引所経由でない限り、出金することができない。
違反したとしても仮想通貨は取られないと言うような考えは今後持たないほうがいいかもしれない。
今回のことから私たちが保有しているポイントや電子マネー以上に仮想通貨は現金での手段として国が認めているという証にもなっていることがわかる。
参考:日経新聞