世界的に著名な投資家はビットコインなど仮想通貨に対して懐疑的です。バークシャー・ハサウェイの会長であり、億万長者として知られるオマハの賢人ことウォーレン・バフェット氏はビットコインなど仮想通貨に対しての見解をCNBCの番組の中で語りました。

「仮想通貨については悪い結末になることが確実に言えます。それがどのように起こるのか、いつになるのかは分かりません。」

具体的な時期については言及をしませんが、良くない終わり方をすると考えているようです。

「仮想通貨全部の5年物のプットオプション(5年満期の売却権利)を買うことができるなら喜んでやりますが、10セントですら空売りしません。」

まだ始まって間もない市場に対し、5年後には終わるとは厳しい意見ですが、これがバフェット氏のスタンスです。

過去には「ビットコインは真のバブルです。」と言ったり、「ビットコインは蜃気楼。価値があるなんて考えは冗談です。」と批判を繰り返しました。

バフェット氏は、元々IT関連などハイテク株を避けることでも知られていますので、仮想通貨などの先端技術に関する見解を求めるのも多少無理があると思われます。

しかしながら投資家としては超一流のプロフェッショナルです。5年後、仮想通貨が悪い終わり方をするのか、それとも一部の仮想通貨が生き残る形になるのか、市場参加者の間では憶測が飛び交っています。

参考:CNBC