8月10日、イーサリアムの開発者のひとり、Vitalik Buterin氏が東京都渋谷区のdining&bar「KITSUNE」にて開催される東京ビットコイン会議にて、パネルディスカッションを行うことが分かった。

今回はButerin氏が顧問として携わっているOmiseGOのThomas Greco氏も参加するとのこと。ゲストとして登場する2人だが、かなり豪華なメンバーであることはこれだけでもお分かりいただけるだろう。

また、この2人を迎えるにあたって、国内からも錚々たる有識者たちが揃うことは想像に難くない。Buterin氏は国内でも熱狂的なファンも多く、イーサリアムに対しての知識を深めるために参加したいという意見以外にも、「ツーショット写真を撮りたい」などといった軽いノリで参加したいという声も見られる。

若くしてイーサリアムを開発したというだけでも、常人からすれば偉業ではあるが、Buterin氏はアプリで中国語をマスターしたという。あくまでルーマーだが、その学習期間は3ヶ月とも言われている。ぜひとも日本語もマスターして頂きたいものだ。

Buterin氏は1994年、ロシアのモスクワ生まれ、6歳でカナダに移住する。その後、数学やプログラミング、経済学などを学び、17歳でビットコインと出会う。2012年に行われた国際情報オリンピックでは銅メダルを獲得しており、その他にも栄誉ある賞を数多く受賞している。

先日はロシアのプーチン大統領との会談でも話題となっていたが、今回はどのような話をしてくれるのだろうか。参加動機は人それぞれなので、堅苦しいことは抜きにして、宇宙人とまで言われる天才的頭脳を持った人に会える機会は貴重だ。

イーサリアム(ETH)は7日18時現在、1ETH/263.39USD(約29,159円)と前日(24時間)比で2.65%のプラスとなっている。このまま強気相場続伸で、3万円台に乗るか、それとも買い疲れ感が出て調整局面に入るか、市場では今後の相場動向が注目されている。

参考:東京ビットコイン会議