今夏に予定されているSBIバーチャルカレンシーズだが、先日発表された2018年3月期第1四半期の決算説明会の資料によると、業登録され次第開業となっている。さらに同資料を目を皿のようにして穴が空くほど見たという方もいるようで、これに期待する声が日に日に強くなっているのを感じざるを得ない。
SBIはもちろんのこと、Ripple社やそのシステム自体に期待をし、リップル(XRP)に投資をしている方も少なくないようだ。それだけ影響力が強いということでもあり、ここのところのSBIグループのフィンテック事業への取り組みを見れば、なるほど納得するわけだ。
また、今夏開業を予定としていたところを業登録され次第となり、すでに申請が進んでいることも期待要素のひとつと考えられる。
Rippleの送金システムは優れているが、Rippleのニュース自体はXRPに直接的に関連することではない。しかし、これによりブリッジ通貨として、XRPが利用されるということであれば、流動性も高まるため、XRPの好材料として紐づけられるのではないだろうか。
6日14時現在、リップル(XRP)は1XRP/0.185USD(約20.5円)と前日(24時間)比で4.9%のプラスとなっている。好材料が出ても相場に影響が出にくいXRPだが、このところ徐々に上向きな様子が伺える。このまま上昇し、先の高値を取り戻しその後、続伸するのか、それとも下降局面に入るのか、ここは様子見だろうか。いずれにしても長期的には強気相場継続という見方も多い。
目先はSBIによる仮想通貨取引所(SBIバーチャルカレンシーズ、SBI MAX)の設立に投資家たちの視線が向いている中、今後の相場動向からも目が離せない。