株式会社丸井グループが、8月7日から国内大手のビットコイン・ブロックチェーン企業の株式会社bitFlyerが提供しているiOS/Android対応のウォレットアプリ「bitFlyerウォレット」によって、ビットコインへの決済を試験的に対応することを4日、発表した。
まずは、新宿マルイアネックスで試験導入されるとし、期間は2017年8月7日から10月31日までとしている。「bitFlyerウォレット」では、ビットコインを入れておけば、QRコードの読み取りだけで決済でき、一回の会計につき10万円分のビットコインまでを上限としている。
また、同期間中に3,000円(税込)以上のビットコイン決済をすれば、毎月抽選で10名に3,000円分のビットコインが貰えるキャンペーンも実施するとのこと。
日本国内でも昨今、ビットコインでの決済に対応する店舗が増えている傾向にあり、例えば大手家電量販のビックカメラやメガネ店のメガネスーパー、その他飲食店やPCショップなどさまざまな場所で積極的に受け入れている。
投資家たちの関心を集めているビットコインではあるが、徐々に市民権を得られているようにも思われる。ビットコインを筆頭に仮想通貨には多くの課題が残っているが、投資目的以外にも決済手段として利用の場が増えてくれば、より多くの方が利用して便利な世の中になるだろう。
丸井グループは今回、あくまで試験的な導入ということだが、利用者のアクションによっては今後、本格的に導入する可能性も考えられる。
4日16時現在、ビットコインは1BTC/2,792USD(約30万7,300円)、前日(24時間)比で約2%のプラスとなっている。(CoinMarketCapの統計より)
一般的に認知が高まりインフラも整ってきているビットコイン、こういった取り組みも含め今後の動向にますます注目が集まっている。