国際送金というと、まず思いつくのは何だろうか?おそらく大半の方が銀行を思い浮かべることだろう。Ripple社は早くからブロックチェーン技術を活用した安全かつスピード送金のシステムに開発してきたが、ここにきて同社の銀行など業者向け送金ネットワークの取り組みがますます加速している。

7月31日にRipple社が発表したところによると、ILP(Interledger Protocol)でのネットワークに加えて、xRapidという送金業者向けの新しいプロダクトにより、XRPを使いさらに流動性を高めていくという。現在、Rippleの国際間での送金ネットワークは銀行など90社以上の顧客に利用され、商業利用でも75社以上がこのネットワークに向けた取り組みを行っているという。

日々技術が発展し、IoT(物のインターネット)という言葉は日常的に使われるようになってきたが、RippleはIoV(Internet of Value、価値のインターネット)を実現させることを、率先して技術開発してきた。

年々国際送金の金額も増加しており、IoVが当たり前の時代になってくれば、将来的にはXRPが日常の一部となっていくことは想像に難くない。

送金業界においてRippleが顧客とともにもたらす可能性には多くの期待がされており、Ripple社のプロダクトはシームレスな国際送金ネットワークを提供していくとしている。

ここのところ、XRPの相場も関心的な動向をしており、本日8月1日にはテクニカルチャートで、ヘッド&ショルダー(三尊天井型)が確認された。仮想通貨にチャートリーディングを当てはめるのは議論の余地もあるが、仮にこれがあたって下げてきても慌てる必要はない。ホルダーの方には少々耳が痛いかもしれないが、少しの下げではなく、大きく下げることがあれば買い増しも考えられる。この目先的上げには冷静に対応していきたい。

リップル(XRP)は1日18時現在では1XRP/0.168USD(約18.5円)を推移している、立て続けに好ニュースが多いリップル、今後もますます目が離せない。

参考:Ripple