イーサリアムのブロックチェーンを活用するべく研究開発を行っている企業連合「EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)」に新たに34の企業が加わったことが18日(米現地時間)、EEAにより発表されました。
ブロックチェーンの将来性を見出すべく、多くの企業で構成されているEEAは、イーサリアムベースのベストプラクティスとして、オープンスタンダードかつオープンソースのリファレンスアーキテクチャをサポートするNPOです。
EEAには多くの企業が名を連ねていて、インテル、クレディ・スイス、トヨタやMUFG、IBMやJPモルガン、MicrosoftやMasterCardなど、その他にも150からなる名だたる企業が参加しています。今回加わった企業は政府や銀行、医療、テクノロジー、エネルギー、マーケティングなど幅広く、このことからもさまざまな業界で、イーサリアムのブロックチェーンに注目が集まっていることが分かります。
この発表を受けてなのか、本日19日20時でイーサリアム(ETH)は、20%以上価格を上げ、1ETH/2万6,400円と好調です。ちなみに時価総額10位以内では一番の上昇率となっています。
仮想通貨市場ではさまざまな問題が懸念されていますが、これだけの企業が参加しているEEAの基盤となるイーサリアムのシステムは将来性を感じざるを得ません。2017年2月に立ち上げられたばかりで、これだけの企業が集まるとは、今後もこの勢いで成長していったらものすごい数の企業が参加する連合になりそうですね。