マンションなど集合住宅のベランダなどで喫煙する通称ホタル族ですが、家族など同居人が非喫煙者でたばこの煙が苦手だったり、室内にたばこの匂いがうつらないために、このような配慮をしている人は少なくないかと思います。しかし、これがご自身の家庭内の問題にとどまらず、近隣住人への迷惑行為となっているとし、近年問題視されています。

受動喫煙に苦しむ人も

ベランダなど集合住宅での喫煙が出火原因とみられる火災も増えています。飲食店によっては全席禁煙や、喫煙スペースを分けているなどの対策をしている店舗も増えていますが、まだすべての店舗で禁煙になっているわけではないので、たばこの匂いが苦手な人の中には、入るお店を選んでいるケースも少なくないかと思います。このような流れの中、集合住宅などでの受動喫煙に悩む被害者が集まり、「近隣住宅受動喫煙被害者の会」が結成され、日弁連に人権救済の申し立てをすることが14日、分かったと産経新聞などにより伝えられています。

ネット上では様々な声が

このことに対し、ネット上でも話題となっていて、「ベランダで喫煙は止めて欲しい。 洗濯物も干せない。」、「隣人がホタル族で苦労した」、「洗濯物がヤニ臭くなるとか冗談じゃない」、「ホント喫煙者には困るわ」と、ベランダなど共用スペースでの喫煙されることに困っているといった声や、「ベランダで吸うくらい許して」、「ついにベランダでもタバコ吸えなくなるのか」、「ベランダまで禁止されるのか」、「戸建ての庭で吸っても苦情来そう」といった喫煙者の肩身が狭くなってしまうという声も見られます。また「喫煙禁止マンションも増やして」、「禁煙マンションとか作れば」、「マンションの排煙構造を見直すべき」といった集合住宅の管理体制そのものに対する意見も見られます。

喫煙者と非喫煙者の間で意見が別れるのはもっともですが、たばこを吸わない人からすれば、たばこの匂いが良いものとは感じられないかと思います。現在集合住宅のベランダなど共用スペースで喫煙をされている方はこれを機に1日に吸うたばこの本数を見直したり、思い切って禁煙してみるなど、非喫煙者に寄り添っていく必要があるのかもしれませんね。

禁煙にオススメのアプリ

しかし、止めようにもなかなか止められないという喫煙者の方にオススメなのが、iOS/Android対応のアプリ『禁煙ウォッチ』です。『禁煙ウォッチ』は、日に喫煙している本数と銘柄の値段を設定することで、現在の禁煙状況を簡単に確認することができます。主に「禁煙している時間」、「禁煙したたばこの本数」、「禁煙により節約したお金」、「禁煙によって増えた寿命」などが確認でき、吸いたくなった時にこれらを見ることで、禁煙を続けていくうえでの励みになります。ご自身の健康や、ご家族の健康、ご近所さんなど隣人の健康も受動喫煙によって害されている可能性もありますので、こういったアプリで少しずつでも禁煙に対する意識を持ってみてはいかがでしょうか?