痴漢を疑われ逃げるために、線路への飛び出しなどが相次いでいます。5月12日にはJR京浜東北線の電車内で、隣に座る女性の手を触ったなどと、痴漢を疑われた男性が、JR上野駅構内にて駅員に引き渡された際に逃げ出したところ、駅近くのビルから転落してしまい亡くなりました。これについて転落事故なのか、自殺なのか現在、警察が詳しい状況を調べているとのことです。実際に痴漢をしていたのであれば、当然男性側に問題があります。しかしこれが冤罪だった場合、痴漢の濡れ衣を着させられ、さらに命を落とすことになるとは、あまりにも気の毒でなりません。

深刻化する痴漢冤罪問題

痴漢の冤罪問題は深刻で、実際にしていないため無実を晴らそうと警察での取り調べで説明しようにも、一定期間の拘束はされます。通勤時の電車であれば仕事を休むことにもなりますし、捜査が長引けば、それだけ勾留期間も長引きますから、会社を辞めざるを得ないかもしれません。そのため、していないのに罪を認めて相手の女性に示談金を支払うといった例も少なくありません。検察に起訴された場合、有罪判決となる確率は99%以上ですから、最悪のケースだと前科もついて社会復帰も大変でしょう。その間、家族や知人にも心配をかけるわけですから、本人だけの問題に収まりません。仮に無罪放免となっても、「痴漢を疑われた男」として生きていくわけですから精神的負担は計り知れないでしょうね。

ネットでも様々な議論が

このことについて、ネット上でも大きく話題となっていて、「女の人の近くには乗らない、手は上にあげとく」、「手を上にあげてても股間を押し付けてきたとでっちあげられたらお手上げ」、「してない場合は逃げるのがベストの選択」、「常に逃げることを想定している」といった電車に乗る際には常に冤罪に警戒をしているといった声や「痴漢冤罪による社会的抹殺を避けるのは命懸けだ」、「冤罪の場合に自分の無実をどうやって証明する?」といったもし自分の身が疑われた際にどう戦うかという声も見られます。

冤罪対策にアプリを

よく言われることですが、主な対策としては「両手でつり革を持つ」、「カバンなど荷物を両手で抱える」、「混んでいる車両、時間帯を避ける」、「女性の近くに行かない」などがありますが、痴漢冤罪から身を守るためのAndroid対応アプリ『痴漢冤罪防止ナビ』もオススメします。このアプリは弁護士監修のもと作られた冤罪対策のアプリで、電車や駅で痴漢と間違われた際にとるべき対応など、冤罪の防止をナビゲーションでサポートしてくれます。通勤時や帰宅の混雑時など、自分だけが痴漢に間違われないとは限りません。万が一に備えて、スマホに入れておいてはいかがでしょうか。

『痴漢冤罪防止ナビ』は現在(5月12日時点)Android版のみとなっているのでiPhoneのユーザーは、常にスマホをいじっているのはいかがでしょうか。ゲームやニュース、小説やマンガなどもアプリでサクサク読めちゃいます。両手がふさがっているのだから痴漢をしていないことが証明されるのではないでしょうか。満員電車など混雑時や優先席付近では、マナーとしてスマホの使用は控えるべきですが、そうではない場合は対策のひとつとしてオススメです。また、電車の乗降時や、車内、駅構内などを移動する際は歩きスマホはしないよう気をつけてください。

痴漢冤罪防止ナビ(GooglePlay)