4大会計事務所のデロイトが火曜日、ブロックチェーンネットワークAvalancheを手掛けるAva Labsとの戦略的パートナーシップを発表した。発表によればデロイトの新しいクラウドベースのプラットフォームは「連邦緊急事態管理庁の払い戻しのセキュリティ、速度、精度を向上させる」ためにAvalancheを活用すると述べている。

近年4大会計事務所はすべてブロックチェーン関連のコンサルティング、研究、開発に携わってきており、16日火曜日にはついにデロイトがAva Labsとの戦略的パートナーシップを発表した。提携の理由としてデロイトは「州及び地方自治体の自然災害および公衆衛生上の緊急事態からの回復を改善するため」と述べている。

デロイトによると同社の新しく立ち上げたプラットフォームはClose As You Go(CAYG)と呼ばれ、米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)に送られ、Avalancheのシステムを活用し「助成金提供者と資金提供先の両方に力を与える」分散型の透過的なシステムを提供するという。

デロイトの役員であるAlex Haseleyはこのプラットフォームが緊急事態の取り組みを強化する上で重要な役割を果たしていると述べ、「災害が地域社会を襲ったとき、州および地方の役人は迅速かつ慎重に対応するために行動しなければなりません」と語り、「私たちの新しいプラットフォームは、これらのリーダーが資金調達の適格性を実証し、将来の不利な監査結果のリスクを軽減するために必要なドキュメントを集約および検証する準備をする上で重要な役割を果たすことができます。」と付け加えた。

Avalancheのエコシステムは昨年から指数関数的な成長を見せており、ネイティブ通貨であるAVAXは年初来で2500%超の高値を示している。

Ava LabsのJohn Wu社長は「デロイトと緊密に協力して、この新しい安全で有益なテクノロジーを全国のコミュニティに提供することを誇りに思っている」と述べ、CAYGとAvalancheブロックチェーンの融合により、連邦の災害クレームのための安全な環境が作成されると主張した。