ブラジルの連邦議会議員Aureo Ribeiro氏が地元メディアとのインタビューの中でビットコインがブラジルで承認された通貨になる可能性について言及した。Ribeiro氏によればブラジルでは近い将来、暗号通貨で家や車、ファストフードなど様々なものが購入できるようになり、エルサルバドルと同様に合法的な使用が出来るようになる可能性があるという。

暗号通貨に関して何年にも渡りブラジルでは議論が行われてきており、その成果の一つである法案が先週の水曜日に委員会で承認され、近く本会議で議題にあがる見通しだという。

Ribeiro議員曰く、当法案は暗号経済学を扱うブラジルにとって非常に重要なプロジェクトと位置づけ、すでにブラジル人は多くの場所でビットコインに直面しており、このセクターでの売買や投資の可能性があると述べた。しかし、現状は暗号市場が規制されておらず、法的な承認を提供されていないことを強調した。

革新的なテキストを含む当法案を承認することで、いくつかの国がブラジルの規制モデルを模倣すると確信しているとRibeiro議員は語った。テキスト内にはブラジルのビットコインの現実を改善する品質があると信じていると述べ、新たな法律で何が変わるかを尋ねられた際には、ブラジルが新たな外国投資の基準になると語った。

当法案は数日以内に本議会に提出される必要があるため、ビットコインは2021年内にブラジルで承認される可能性もあるという。