グローバル決済システムプロバイダーのVerifoneが、暗号決済Bitpayとの提携を火曜日に発表。米国で暗号決済のサポートを展開することとなった。

Verifoneは150カ国に合計3500万台のデバイスを備えているが、今回の発表においては米国内の加盟店とeコマースクラウドサービスプラットフォームで消費者の暗号通貨決済を可能にすると述べている。

「世界で最も有名な小売ブランド、主要な金融機関、そして60万を超える加盟店にエンドツーエンドの支払い及びコマースソリューションを提供しています」とVerifoneのウェブサイトでは説明しており、年間104億を超えるトランザクションで合計4400億ドル超を処理しているという。

加盟店は今年後半にソリューションの展開を開始すると発表では述べており、これにより加盟店はBitpayのアカウントを必要とせず、Verifoneから直接暗号通貨の支払いを受け入れる事ができるようになる。対応している暗号通貨はBitpayでサポートしている暗号通貨BTC、ETH、DOGE、BCH、WBTC、LTCに加え、米ドルペッグステーブルコインGUSD、USDC、PAX、DAI、BUSD。

Verifoneのジェレミー・ベロストック氏は、いくつかの新しい高度な支払い方法の導入を追求してきたが、暗号通貨支払いへの欲求は今年爆発したとコメントし、このソリューションが承認にとっての全ての潜在的な課題を解決すると信じていると語り、「翻訳リスクがなく、実装コストが低く、消費者は支払い体験をシームレスに感じることが出来るだろう」と強調した。