グローバル投資銀行のモルガン・スタンレーが新たに暗号通貨研究チームを立ち上げたことが月曜日にブルームバーグにより報告された。

研究チームは同社の主な暗号通貨アナリストであるSheena Shah氏をリーダーとして、世界の株式と債券の両方に対する暗号通貨の影響を調査する。

銀行の内部メモでは“専用の暗号研究の開始はグローバル市場における暗号通貨やその他のデジタル資産の重要性の高まりを認識している。”と記されている。

モルガンスタンレーは、暗号通貨を採用した最初の主要な投資銀行の1つとして知られ、3月にはビットコインのファンドを3つ顧客に提供し、4月には12の投資信託の投資戦略にビットコインを追加した。

7月にはバンク・オブ・アメリカも暗号研究チームを創設しており、他の金融機関も専用の暗号通貨チームを続々設立していっており、資産運用会社フランクリンテンプルトンは先週、暗号通貨の投資調査アナリストの求人を公開した。

その他にもゴールドマン・サックスやシティグループ、スタンダード・チャータード、ウェルズ・ファーゴやDBSといった投資銀行がクライアントへの暗号通貨サービスの提供をしており、投資商品としての暗号通貨の注目度の高さは増しているようだ。