オーストラリアの投資運用会社Pendalグループが月曜日、シカゴ・マーカンタイル取引所の先物を通じてビットコインへの投資を開始したことが報じられた。
これまで「クライアントのために金に投資してきた」とPendalグループで防衛戦略の責任者を担うVimal Gor氏は述べ、これからはビットコインでそれを行っていくと語った。
Pendalはオーストラリア証券取引所に上場する時価総額16億ドルにも上るグローバルな投資運用会社として知られる。
Gor氏は、これまで大規模な機関投資家が多く避けてきたビットコインに対して今後どう向き合うべきか考えるときが来たと語り、主導権を握る富裕層の顧客がそれを求めていると説明した。
またGor氏はビットコインが金よりも優れているといった考えを明らかにし、コロナ禍のもたらした量的緩和は最終的に国債を死んだ資産クラスにするとも述べ、ポートフォリオのバランスを考え直す必要があると語った。