米国の仮想通貨取引所Krakenが18日、日本向けの口座開設を開始した。今月の8日にKrakenグループのPayward Asia株式会社が暗号資産交換業者として金融庁に認定され、ちょうど10日目の出来事となった。

Krakenはデジタル資産取引市場においてユーロ建ての取引高と流動性が世界最大の暗号資産取引所と称しているグローバルな大手仮想通貨取引所だ。

口座の開設は18日午前10時より手続きが可能となっており、口座への入金、取引の開始時期は9月下旬から10月初旬となる見通しと述べられている。

フィンテックにおいては昨今ドコモ口座の不正出金に始まりセキュリティ面が懸念されている中で、世界最高峰のセキュリティが敷かれ、徹底的なリスク管理の実施を強調されている。

サポートされる暗号資産はサービススタート時点でビットコイン（XBT）、イーサリアム（ETH）、リップル（XRP）、ビットコイン・キャッシュ（BCH）、ライトコイン（LTC）で、主用5資産に日本円を加えたそれぞれの通貨ペアでの取引が利用可能になる。

先日も報じた通りに、以前Payward Japan株式会社を通じてサービス提供されていた日本国内向けKrakenサービスの口座を開設していた方におかれても、今後Krakenで取引を希望の際は新たに口座を開設する必要がある。

参考：Kraken